若い頃のルークはあまりに元気すぎて手に負えず、何度も里子にだしたいと思ったものでしたが、いまではルークと出会えたことは私の人生の宝物だと思えるようになりました。その15年の軌跡を記憶の糸を手繰りよせながら綴っています。
(1)運命の出会い は こちら
カフェに入って一息つくと、お友達のSさんは「実は、この前のヒーリングクラスの前日、明日はSさん(私)に会うな、と思ったら、急にSさん(私)の前世がみえちゃったの」と言い出した。(両方Sでややこしい笑)
へ〜、おもしろそう。
よく聞くと、私とルークが一緒にいた前世らしい。
Sさんによると、前世の私は大きなお屋敷に住んで、毎日お茶やお花や書道のお稽古などをしていたそうだが、特に父親が厳しく、あまり外に自由に出歩けなかったらしい。
そんなある日、小さな子犬を拾って「くるみ」と名付け、こっそり自分の部屋で飼いはじめたが、間も無く父親に見つかって、捨てられてしまった。
その日はひどい雨の日で、雨が上がった後探しにいったが、すでにくるみは息絶えていた。
亡骸を庭の隅に埋め、くるみの木を植えて供養した。
ということだった。
随分前に聞いた話で、当時のメモも捨ててしまったので、ちょっと曖昧な部分もあるが、ざっとこんなかんじだったと思う。
お友達のSさんは、この話を私に伝えようかどうしようか迷ったそうなのだが、ルークに「伝えてほしい」と言われた、といっていた。
そして、自分は動物と一緒に暮らしたことはないが、ルークが私と一緒に居たいという気持ちがすごく伝わってきて、ちょっと羨ましかった、と言ってくれた。
そうだったの?
ルークは私と一緒にいたいの?
そう思ってくれてたの?
ルークが私と一緒に居たいとおもっている。
そのことに一番驚いた。
そして泣きそうになった。
他の話の内容にも、うなずけるところがいくつもあった。
私は今生でお茶もお花も書道も習ったことがある。
わりとどれも抵抗なくでき、特にお茶は「初めてとは思えない」と言われた。
別の陶芸家だったという前世をみてもらった時も、茶人となかよしで、一緒に野点とかしてたと言われたことがあるので、お茶には縁があるのかも。
心のどこかで犬を飼いたいと思っていたこと。
それも、子犬の時から天寿を全うするまで。
特に最後まで自分の手で世話をしたいという気持ちが強かったが、くるみを短い期間で失ってしまったというのも影響しているのかもと思った。
ルークが子供の頃、いつも朝、「死んでるのでは?」と不安だったこと。
不思議と成犬になってからは思わなかったが、子犬の時は常に不安だった。
ルークを迎えた頃、私はフラワーエッセンスを常用していたが、その頃よく使っていたのがウォルナット(くるみ)だった。
そして、ルークは私たちの元に来ることを選んで生まれてきてくれたんだ、と気づいた。
私たちがペットNGの賃貸から持ち家に引っ越したのが、2003年5月。
ルークが生まれたのが2003年10月。
犬の妊娠期間は約2ヶ月らしいので、8月ごろ、ルークはママのお腹にやってきたことになる。
そしてそして、なんといっても一番そうだったのか!と思ったのは、初めてペットショップで出会った時のことだ。
あの時、ルークだけが尻尾をブンブン振って、他の子犬は全員しらーっとしていた。
きっと、ルークには私たちが家族になるとわかっていたんだ。
だから他の犬たちも、自分たちは関係ない、自分の番じゃない、と思ってシラケていたんだ。
あの子犬らしからぬシラケ方は、そういうことだったんだ。
バラ 2300品種 ダリア 680品種 チューリップ 270品種
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その他 サザンカ、ツツジ、スイレン、ハス、ボタン、シャクヤクなど
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